· 

会計事務所事務職員が労組結成 横浜地区労に加盟

横浜きらめきユニオン YCFグループ支部より、横浜地区労への加盟申請があり、4月10日の横浜地区労第7回幹事会で満場一致で承認されました。

職場を良くしようと立ち上がった組合員の方々に敬意を表します。さらに仲間を増やし、要求を実現させていくために、横浜地区労も共に力を合わせる決意です。

YCF支部の皆さんにメッセージを寄せていただきました。

 

① 組合の紹介

私たちは、みなとみらいクイーンズタワーに事務所を置く     

「横浜コンサルティングファーム(YCF)グループ」で働く職員です。

この度横浜地区労に加盟させていただきました。

よろしくお願いいたします。

 

勤務する法人は税理会計事務所、経営コンサル会社、不動産会社、商業施設運営会社の個人事務所と3法人のグループを形成しています。

税理士の代表をトップとするワンマン経営でパワハラがひどく、「対話による組織づくり」を求め組合を結成しました。

 

② 結成から加盟に至る経緯

昨年12月、法人代表による他社員へのパワハラを問題視した際、指摘した職員が逆にパワハラを受け、組織から排除される状況になってしまいました。

また、別の職員に対しては以前から嫌がらせが横行し、本年1月には根拠の全くない「懲戒処分」が提示され退職を迫られていました。

この経緯から私たちは組合を結成し交渉を求めましたが会社は日程を引き延ばすばかり。

やっと3月に団交が実現しましたが、会社側は「歩み寄ることができない」と1回で打ち切り、組合員に対しては「懲戒解雇」が通知してきたのです。

以前より外部支援者の必要性を感じていた私たちは、横浜合同法律事務所の田渕弁護士に紹介を戴き、今回横浜地区労に加盟させていただくことになりました。

③ 今後の目標

まずは組合員の排除のため懲戒解雇が行われてしまったため、職場復帰を求める交渉を行っていきます。

また、ほかの職員に対するパワハラ行為の認知と謝罪、懲戒処分の撤回を求めます。

ずさんな労務管理、「排除と囲い込み」による組織統制が横行する中、社員は皆「仕方のないこと」と諦めざるを得ない状況となっています。

この状況で懲戒解雇された組合員の職場復帰を成功させ、「労使間はあたり前に対話が行える」、「職場は自分たちで変えていける」という意識をYCFの社員たちと共有していくことが目標です。 

今後ともよろしくお願いいたします。