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≪あなたの要求をぜひポストへ! 港湾労協の行動に参加≫

横浜港湾労協(横浜港湾労働組合協議会)が毎年取り組んでいる「要求はがきアンケート」が今年で40回目を迎えました。

港で働く労働者の声を集め、要求をまとめて横浜市港湾局に要望・実現を目指す取り組みです。

労働組合の原点ともいえる原則的で伝統的な行動を体験してきました。

 

 

2月21日(水)早朝の鶴見駅、横浜駅の港湾行きバス停に加え、港湾内施設2か所での配布からスタート。

「渡したい労働者にピンポイントで渡せる」ため、受け取りも上々です。

 

その後9時に波止場会館に集合し、打合せの後に車4台に分乗して、「大黒ふ頭」「本牧」の各エリアに分かれて事業所訪問を行いました。 

事業所訪問は、分担して各事業所をまわり、

「港湾労協です。要求アンケートの配布をお願いしています。寄せられた声を港湾局に届け、改善を求める取り組みをしています。ぜひご協力をお願いします」と声をかけます。

事業所は「いつものね、ご苦労様。20枚でお願い」「朝も配ってましたね!10枚です」と継続した運動が港の中で認知されていることを実感しました。

 

これまでの取り組みでは、

「大黒ふ頭のバス停の冠水対策」

「ゴミ清掃と不法投棄対策」

「交差点の白線の引き直し」

「道路にはみ出た街路樹の伐採」

「女性用トイレの設置」など港で働く労働者が安心・安全に働ける環境をつくってくに欠かすことのできない様々な課題を解決してきました。

 

今回の行動に参加して感銘を受けたのは、50代60代のベテランとともに、20代30代の青年組合員も多数参加していたこと。

ベテランと青年が一緒に行動し、こうして港湾労協の団結と運動は作られているんだと実感しました。

 

回っていく中で様々な改善点にも気が付きます。

こうやって運動は継承され、発展していくのだとあらためて感じました。

 

この日に配布したはがきアンケートは2000枚。

返信されてくるハガキが楽しみです。