12月13日、横浜地区労第四回幹事会において、玉川学園労働組合の加盟が承認されました。
玉川学園労働組合の委員長である斎藤さんは、東海大労組の湘南キャンパスでのストライキ(12月6日)にも応援に駆けつけてくれました。
(写真 左から4人目)
法人内に新たに労働組合を立ち上げ、要求実現をすすめながら、更に仲間を増やしていくために地区労に加盟申請をしてくれました。
斎藤委員長に手記を寄せて頂きました。
組合のキャッチフレーズは「最先端を目指そう 教育、研究、そして働き方」
私たちは東京都町田市にある学校法人玉川学園に勤務する従業員などで構成されており、2023年11月に結成されました。
園児から学生とその保護者はもちろん、労働者にも選ばれるよりよい学校をつくるため日々活動しています。
当組合の名称には「教職員」という言葉を使っていません。
なぜなら、オープンキャンパスや入学試験の支援などに携わるアルバイト学生も同じ職場で働く仲間の一人であり、「学生も入れる労働組合」として職種や年代を越えたつながりを持つことが労働環境の改善には大切だと考えているからです。
玉川学園の労働環境で改善すべき点を一つ挙げるとするならば、子育て世代への支援です。
現状では短時間勤務制度は、3歳未満の子どもがいる教職員までしか利用できません。
「3歳から小学校入学まで」は度努力義務とされていますが、幼稚園を設置している学園であれば、この時期の子どもにとって親との関わりがいかに大事か分かるはずです。
教育・研究環境の向上を目指すのであれば、先に働く環境を変えなければいつまでたっても質の高い教育・研究はできません。
近年、食料品の内容量が減ったのに値段は据え置きという「ステルス値上げ」という言葉を聞きますが、仕事が増えたのに給料が上がらない「ステルス賃下げ」状態に皆さんはなっていないでしょうか?
このような時代だからこそ労働者の団結と労働条件向上のための活動が求められます。
横浜地区労の発展のためにできることから協力して参るとともに、業種を越えた交流を通して教育業界に取り入れられることをどんどん見つけていきたいと考えております。
コメントをお書きください
山田 (水曜日, 20 12月 2023 07:55)
労働組合があらたに結成されることは喜ばしいことですね。
しかも、地域や産業の仲間とつながりながら発展を目指すのも素晴らしい。
頑張ってほしいと思います。