東京から広島まで、今年も平和行進がスタートします。

神奈川県内は5月7日（日）から5月19日（木）にかけて各地を通過します。

平和行進は1958年6月20日、ヒロシマの原爆記念碑の前から8月に東京で開催される第4回原水爆禁止世界大会に向けて「地球上から核兵器を追放することを国民に呼びかける」ために日本山妙法寺の故西本敦上人の呼びかけで同寺の僧が中心に歩いたことが始まりです。翌59年には、第5回世界大会が開かれる広島に向けて東京・沖縄・新潟から行進が行われ、以来毎年続けられ、今年で66年目となります。

　核兵器廃絶は人類の悲願です。核兵器禁止条約が発効し2年。現在92カ国が署名、68カ国が批准し、世界の世論は大きく広がっています。

　しかし、日本政府は「署名も批准もしない」姿勢をとり続けています。国民世論の7割が条約に参加することを望んでいる今、運動を広げ、日本政府に条約への参加を求めていくことが大切です。

　広島・長崎で被爆体験をもつ日本だからこそ、「核兵器廃絶」運動の先頭に立つことが求められているのではないでしょうか。

平和を願うすべての人が、一歩でも二歩でも一緒にあることによって行進はリレーされ、その願いや想いも紡がれ引き継がれます。ぜひ、平和行進にご参加ください！

神奈川県内行進　　5月7日（日）～19日（木）

中区コース　5月12日（金）桜木町駅前（11時）➡神奈川県庁（12時20分）

日区コース　5月12日（金）戸部公園（10時20分）➡浜松町➡藤棚➡御所山交差点（11時30分）