3月6日東京地裁にて、東海大学教職員組合が提訴した東海大学訴訟(第一陣)第二回口頭弁論が開催されました。
2月に静岡支部長の河合さんが「雇止めの撤回」「無期転換」を勝ち取ったことから、この日に大きく状況が動くかと期待をしていましたが、残念ながらまだ闘いは継続します。
湘南支部、静岡支部、札幌支部からも組合員が集まり、20名を超える傍聴者が見守りました。
執行委員長の佐々木さんは言います。
「私たちは裁判の勝利を確信していますが、今日解決できなかったことでいったん皆さんは大学を離れざるを得ないことになります。悔しくて仕方ありません。
今後大学は時間を引き延ばしてこちらの消耗を狙ってくるでしょうが、皆で強い団結を維持する必要があります。そしてそれは簡単なことではないことは私自身が経験しています。
大半の組合員さんが一旦大学を離れるので、大学としてはまたやりたい放題になりかねません。
この争議の勝利を勝ち取るためにも、組合員の拡大を一気に強めたいと思います。力をあわせましょう。
相手側の準備書面や証拠は何のパワーも持っていません。「非常勤講師には無期転換の特例法は使えない」と判決した専修大学や羽衣国際大学の高裁判決にはまったく触れられずにいます。相手には何一つ武器がない状況です。
あるのは時間をかけてこちらを消耗させることだけです。
力を合わせて勝利を勝ち取りましょう。
本日はたくさんの方に傍聴に来ていただきました。深く御礼申し上げます。」
次回期日
第二陣 2023年3月8日(水)13時10分 東京地裁(606号法廷)
第一陣 2023年4月24日(月)13時30分 東京地裁(631号法廷)
コメントをお書きください