神奈川労連、全国一般労働組合全国協議会神奈川、弁護士や市民など幅広い共闘でつくる「FightFor1500神奈川実行委員会」は3月から実行委員会を立ち上げ、2021年の最低賃金改定に向けた運動をスタートさせてきました。
コロナ禍によって審議会日程が早まる中、最低賃金の世論を高めるために、6月26日に山場となる「最低賃金引上げYOデモ行進」に取組みました。
赤レンガ倉庫前に3m×3mの巨大「横断幕」を掲げたスタート集会で柏木哲也実行委員長は「コロナで大変な今こそ最低賃金の引き上げが重要です。今すぐ1500円、全国一律、中小企業支援を増やして最低賃金を引き上げようと目に見えるアピールをしていきましょう」と参加者に挨拶しました。
巨大横断幕が2枚(「君の時給はいくらだ!あげるぞ最低賃金」と「最賃引き上げてYEAH!」)、そして参加者が掲げるパネルは48枚のメッセージになっています。「FightFor1500」「最低賃金1500円に上げよう!」「全国一律最低賃金」「中小企業に支援しよう」などのカラフルなメッセージボードを参加者一人一人のアピールで伝えました。
宣伝カーからはサンバのバックミュージックに乗せて沿道の市民に訴えました。
「へい!そこの君!バイトの時給がどういう風に決められているか知ってるかい? 最低賃金が毎年改定されるって知ってるかい?」と呼びかけ、私たちの運動によってその金額が引き上げられてきたこと、最低賃金の引き上げによって、すべての労働者の賃上げにも結び付き、地域経済の活性化にもつながることを、中小企業の支援とセットで最低賃金を引き上げることが大切だということも最賃制度を踏まえて語りかけました。
この日は、通りかかった複数の市民の飛び入り参加もあり、実行委員メンバーは「飛び入りで参加できるような雰囲気のデモがつくれて良かった。これからもたくさんの人たちから共感されるアピールをおこなっていきたい」と話しています。
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