3月13日朝8時より、港湾労働組合がストライキを実施しました。
港湾労働組合の組合員の働く商船三井ロジスティクスにおける残業代の未払い、一方的な賃下げ、不誠実団交に対する抗議として、横浜港内2か所(大黒ふ頭と山下ふ頭)の営業所にて24時間ストライキを実施したものです。全労連、神奈川労連、横浜地区労や港湾関係の各労組・団体から多数の支援をえて65人の仲間が参加し、労働者・労働組合の団結と決意を示すと同時に会社の不当性を存分にアピールする行動となりました。
お昼休みに食堂前で実施したビラ配布では、食堂に立ち寄った労働者が次々とビラを受け取り、「がんばってください」「今度またストライキが有ったら自分も参加します。」などの声も寄せられています。
会社は管理職としての権限を一切持たない労働者を管理職とし、残業代を違法に搾取してきました。港湾労組の申告により労働基準監督署が是正勧告し昨年から残業代を支払うこととなりましたが、代わりに、基本給の一部(約17%)を23時間分の固定残業代に変更するという一方的な賃下げを発表し、実施しています。
団体交渉では、会社は代理人弁護士任せにしてまるで当事者では無いかの様な態度を取り、労働組合軽視の不誠実団交を続けています。
この春闘での賃金引き上げの運動をすすめながら、労働者の権利を守るたたかいをしっかりと取り組んでいます。
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