横浜市従中支部(横浜市従業員労働組合中支部)では、組合員向けに昼休みを利用して、春と秋に勉強会を実施しています。
秋の勉強会では横浜市の人事委員会勧告と秋の賃金確定の取り組みについて、市従本部の役員から話をしてもらうことが多いです。
今回、勉強会を複数回設定できたため、同じ話題を2回実施し全組合員の出席を目指す方法もありましたが、テーマを変えて2回実施することにしました。
私自身、横浜地区労の担当になってから、活動内容を知ったところです。
横浜地区労の機関紙は見ていましたが、「横浜市従の8支部加盟していてつながりは深い」、「横浜地区労の70年の歴史の中で中支部は早い段階から加盟している」ことは知られていないこともあり、また、地域内の労働組合の活動を知ってもらう良い機会と思い、横浜地区労の薮事務局長に来ていただきました。
テーマは「地域の官民労組のとりくみと課題について」
組合員数81名のうち29人の参加がありました。
お話の中で、こちらに語りかけるような、一方的な感じではないのが聞いているほうも、すんなりはいっていけたのではないかと思います(英語だったら「 speak」じゃなくて「talk」のほう)。
外から見た公務員について、交流を大事にしよう、対話が大事、アメリカの大学院生の話、シカゴ教職員組合の活動は組合員の教職員だけでなく保護者生徒も巻き込んで、地域の取り組みとした話etc
目からウロコ、印象的だったのが、『組合活動は利他的(自分のことを後回しにして他者のためにすること)ではなく利己的(自分のため)なものであり、個々の要求が皆さん共通の要求となる。』ということです。組合員個々人が、自らが考えていけるような活動ができればと思いました。
アンケートからも、「横浜地区労のことを知らなかったので、参考になりました」、というのが多かったです。
「アメリカの組合活動の話も普段聞けないのでよかった」ともありました。
今回のような視点の話は、組合員に限定しない形で募集してもいいと思いました。
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