横浜地区労の皆さんにもご支援を頂いてきた、横浜地域労組・善仁会争議が、2024年7月19日、横浜地方裁判所にて和解による全面的な解決となりました。
和解内容には「口外禁止」の条項があるため、詳しい和解内容はお伝え出来ませんが、本人たちの納得のいく解決になったことを共に喜び合いたいと思います。
≪経過≫
病院,診療所及び介護老人保健施設を経営する医療法人社団 善仁会グループで働いていた組合員が、業務上のパワハラを原因として2021年9月より体調不良で休職し、復帰に向けた手続きをしていたところ、突如法人から「休職期間満了での退職」が通知されました。
法人は、労働者の加入する横浜地域労働組合との交渉の途中であるにもかかわらず、また、組合員が医師の診断書を添えて復職の意思を示しているにもかかわらず、突如2022年7月末付での「休職期間満了での退職」手続きを強行しました。
この問題について、突如雇用契約を打ち切られた組合員両名は、横浜合同法律事務所の田渕弁護士に相談し、「雇用契約を有する地位の確認を求める」とともに、「パワハラに対する慰謝料を請求する」訴訟を起こしました。
この争議の解決が、善仁会の職場環境の改善、労使関係の改善につながることを期待しています。
これまでご支援いただいたすべての皆さんに感謝申し上げます。
横浜地域労働組合
執行委員一同 当該組合員 より
詳細は横浜地域労組のHPをご覧ください。
https://chiikirouso.jimdofree.com/
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